晴れたらトリトル

バードウォッチングとカメラについて綴っています

#069 キッチンは “壁付け” か “対面” か?

 

 

キッチンは今や対面式が主流ですよね。新築建売やマンションの間取りを見ても、ほぼ対面キッチンです。やっぱりお洒落だし、家族の様子が見えて安心などの理由で主流になったのかなと思います。

 

ですが、私は壁付けキッチンを推しています

理由は面積動線です!

 

その① 面積

広いお家を建てることが出来るなら対面でも良いのですが、おはぎは最低限の建坪で勝負しています。あと1坪どうやって小さくしようか、自分自身と戦っている訳です。

対面キッチンだと約4.5帖は必要になってきますが、壁付けキッチンは約3帖あれば納まります。これはトイレ1個分と同じくらいの差になります。

では実際に同じカメラ位置でどれくらいの差が出てくるのかリアルCGで比較してみましょう。

▼壁付け

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▼対面

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いかがでしょうか?ダイニングテーブルの位置がリビング側に迫って来ていますよね。建坪の広いお家なら気にするほどの差では無いでしょう。逆に対面はキッチン回りがすっきりスタイリッシュに納まっています。ですが、限られた面積の中でリビング側を広く取りたい場合は壁付けの選択はかなり有効だと思います。

 

LDK全体のバランスを考えてみます。

ダイニングとリビングの間は、少し広めにスペースを取りたいです。LDKはひとつづきの部屋ですが、通路をしっかりと確保することで空間を分ける効果も狙います。

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想像してください。休日の朝、布団を庭へ干そうと抱えてこの間を通るとき、ギリギリの通路だと椅子に当たってかなりストレスです。ましてや家人がのんびりコーヒータイム中で椅子が飛び出していたら、一触即発!せっかくの休日の朝が台無しになりかねません。

 

もちろん壁付けにはデメリットもあります!

それはキッチンが丸見えになることや、調理中の匂いが部屋に広がりやすいこと(これはオープン型の対面も同じ)。また収納が少ないことです。おはぎ家のように月3ペースで餃子を焼く場合は匂いや油汚れの方は多少心配ですね…ここは最新のレンジフードに頼るしかないかなと思います。

 

 

その② 動線

二つ目のポイントはダイニングテーブルへのアクセスの良さです。対面だと、テーブルまでカウンターからぐるりとまわる必要があります。

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▲ちょっと待って、コーヒーカップが壁付けの配置のまま置いてけぼりになってる…もう直す気力は無いよ(^^;

 

これが壁付けなら、キッチンのカウンターだけではスペースが足りない時に振り向くだけでダイニングテーブルを作業台として使用出来るし、鍋を火にかけている時もダイニングチェアに座って見張っていられます。

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▲これなら年に数回しかやらないお菓子作りの回数が増えるかも。パンも焼いちゃうよ!

老後のことを考えれば、動線重視で無駄のない壁付けキッチンがベストだと思いました。

 

 

以上2つのポイントから、私がコツコツ(バーチャルで)建てている小さな平屋では壁付けL型キッチンが採用されたのです。

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お金さえあれば広いLDKにどどーんとクチーナかなんかのアイランド型を部屋の真ん中に置いちゃうんですけれど。バーチャルでそれをやっても虚しいもんね。

 

 

皆さんは、対面or壁付けどちら派ですか?

 

 

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